ウォーターサーバーのはじまりというのは、20世紀初期頃になります。
アメリカ合衆国で製造された「ウォータークーラー」と言われているようです。現在のように冷温システムが組み込まれてはいませんけど、きたないお水をろ過するシステムが組み込まれていました。
日本においては、水道水へのおびえや健康ブームの高まりから、2000年頃からあっという間に広がっていきました。日本においてはウォーターサーバーと呼ばれているのですが、日本以外の国では「ウォーターディスペンサー(Water dispenser)」、「ウォータークーラー(Water cooler)」と言われているケースが多いとのことです。
それとは別で、レストランやフードコートなどにある冷水、温かいお湯、お茶が出るものは「給茶機」、蛇口近くのボタンを押す、あるいはペダルを踏むと冷水が出てくるものは「ウォータークーラー(冷水機)」と呼ばれています。
ウォーターサーバーというのは、温かいお湯を沸かしたり、アイスで冷やしたりを行なわなくても、好きなタイミングで温かいお湯と冷水が利用できます。
このことは、ただ単に温かいお湯を沸かしたりアイスをいれて冷たくする手間がなくなるだけではなくて、温かいお湯と冷水を一緒にする事によって、1年365日適温のお水に調整ができるということであります。温度を下げたりあったかくしたりするための待ち時間から解き放たれる日常は、どうってことのないことだと思いますけど、ビックリするぐらい暮らしの利便性が高くなります。
お店でペットボトルのお水を購入すれば、買い物袋はうんざりする重量になってしまうだけでなく、右手と左手もいっぱいになってしまいます。チャリンコやカバンの取り回しのみならず、お子さんがいる場合だったら、手をつなぐことなどもできなくなってしまうと思います。
自分の家にボトルが送られて来るウォーターサーバーがあったら、重いペットボトルを買い物袋に入れることが必要なくなってくるのです。